Taken

久々のレビューとなりましたが、

今回は『96時間』をご紹介します。

ちょっと昔の作品になりますが、

『ワイスピ』シリーズ好きな夫におすすめしてみたところ

予想通りの大興奮で鑑賞してくれたので

私も記録に残しておこうと思いレビューを書くことにしました。


元CIA工作員のブライアン・ミルズ(リーアム・ニーソン)。

現在は引退し現場からは退いて穏やかな生活を送っていた。

ある日、元妻のレノーア(ファムケ・ヤンセン)と

17歳になった娘のキム(マギー・グレイス)から食事に誘われ行ってみると

キムが友人とフランスへ旅行に行くので親の同意書のサインが欲しいとのことだった。

仕事柄、心配性なブライアンは最初は反対するものの

レノーアの説得により、着いたら連絡をするようにという条件のもと

渋々承諾するのだった。


パリについたキムと友人のアマンダ。

空港でタクシーを待っていたところ現地の青年に話しかけられ

相乗りタクシーを持ちかけられる。

タクシーに乗り込みアマンダの従妹のアパートに着いた二人。

キムは父ブライアンと電話で話していると、窓越しに何者かが侵入して

アマンダをさらっていくのが見えおびえながらブライアンに現状を話す。

ブライアンは落ち着いてキムに「これからお前も誘拐される。ベッドの下に隠れろ。

犯人がお前を連れ去るまでの5~10秒の間に、犯人の様相を何でもいいから叫ぶんだ。」

と指示をする。

ブライアンの言葉通り連れ去られてしまったキムは犯人の特徴を叫ぶ。

電話を取り上げだ犯人にブライアンは「私には長年の仕事で培った特別なスキルがある。

お前を必ず見つけ出し、殺す。」と告げると、

犯人からは「Good luck(頑張れよ)」とだけ言われ通話は終了した。


犯人の目的は何なのか。

ブライアンは娘を助け出すことができるのか―――


リーアム・ニーソンをアクションスターへと押し上げた代表的な作品。

よくあるアクション映画と違うのは、圧倒的な戦術にあると思います。

相手がこれから取るであろう行動を先読みして、携帯は逆探知されないようにしたり

犯人の一言を手掛かりにしたりと「なるほど…」と思ってしまうような

戦うだけじゃないスキルの高さ。

まるで誘拐されたときに役に立つライフハックです。笑

また、ブライアンのセリフひとつひとつに無駄がなくめちゃくちゃかっこいい。

アクション映画は政治的なことが絡んでいたりするので

ちょっと難しいと感じてしまうことがあるのですが、

この作品は設定もわかりやすく、上映時間も90分程度なので見やすいと思います。

3部作になっているのですが、こういうのはやっぱり1作目が一番面白いですね…

それでも3作通してのブライアンのアクションは衰えることなくすばらしいです。


優しい顔をしていますが、すさまじいアクションを繰り出すリーアム・ニーソン。

この映画を初めて見たときは、確か父が隣にいたと思うのですが

「私が誘拐されても、パパはここまでできないだろうな…」と思っていました。笑


この作品を皮切りに、似たようなテイストのアクション映画に

たくさん出演したリーアム・ニーソンですが、

これ以上の作品はなくどれもパッとしないイメージ。

そのくらい強烈なインパクトを残した作品です。


『ワイスピ』のようなカーアクションはあまり無いですが

スカッとしたアクションが好きな方にはおすすめの作品ですので、

気になった方はぜひ!

Live What I Love

Part of my life. Things I love. My obsession.

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