Before I Wake

『ソムニア 悪夢の少年』

movie+で放送予定を見て気になって調べてみたら、

以前たぶん予告を見たことがあったかも!と思い出したので見てみることに。


本国のビジュアルがかなり怖い…

ちなみに日本のパッケージはこんな感じです↓

不気味さはあるけど、まだちょっと綺麗かな…?笑


浴槽での溺死が原因で幼い一人息子のショーンを亡くしてしまったマークとジェシーは

悲しみにくれるも新しい一歩を踏み出すために養子を迎えることに。

二人のもとにやってきたのはコーディという蝶々が大好きな男の子。

礼儀も正しくしっかりとした印象だが、睡眠に問題を抱えてるという。

彼は眠ることを拒み、カフェインなどを持参し隠れて摂取していた。

わけを聞くと、「眠ると『キャンカーマン』っていうモンスターがやってきて、

みんなを食べちゃうんだ。僕のママも食べられちゃった。」と話すコーディー。

何とか寝かしつけリビングに戻ると、部屋にはたくさんの蝶々が舞っていた。

不思議に思い、一匹をグラスに捕まえるが、コーディが起きてくると消えてしまった。

また、別の日には、同じくコーディを寝かしつけた後、

亡くなったはずの息子のショーンが二人のもとに現れた。

コーディが寝ている間に見ている夢は現実となっていた。

心の傷が癒えていないジェシーは、コーディの夢を利用して毎晩ショーンに会おうとする。

しかし、コーディは眠らないようにと我慢をしてしまう。

ある日、ジェシーは医者から処方された睡眠薬を飲み物に混入させコーディーを眠らせてしまう。

しかし、その日にコーディは「キャンカーマン」の夢を見てしまい、

キャンカーマンは夫婦に襲いかかる。

薬によって深い眠りに入ってしまったコーディはなかなか目を覚まさない―――


パッケージや予告で見たよりも、ホラーっぽさは無く、

ジャンルでいうとダークファンタジーといった感じ。 

予告からは「エスター」みたいな感じを想像していましたが、全然違った!!笑

初めのセリフに含まれる伏線が見事で、全編通して少し不気味で怖くはあるものの、

最後には感動してしまうという、今までにない不思議で斬新な作品でした。 

コーディの恐れるキャンカーマン。

こんな感じの恐ろしい姿をしているのですが、

ホラー映画のようにただグロテスクな見た目をしているのではなく、それにはわけが。

また、コーディに付きまとい悪夢のたびに登場して彼の耳元で

“I'll always be with you.”(だったかな…?笑)

「いつもそばにいるぞ。」(コーディは彼からは逃れられないと解釈。)

と囁くのにもある理由があるのです。

どんでん返しとまではいかないけど、

最後の最後で明らかになるその理由にずっと目が離せない展開です!

幼いながら、周りの人を傷つけないようにと必死に眠らないように努めるコーディが健気…( •́ㅿ•̀。 )

 「ルーム」のジェイコブ・トレンブレイ君がまたまた素晴らしい演技を魅せてくれています。 

日本では公開されずDVDスルーとなりましたが、オススメできます!


trailerはコチラ↓

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